歩道橋をランドマークに変える Challenge to Change Project 「京の町家学生設計コンペテション」番外編
デザイン設計部門
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五条×堀川
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五条×堀川

歩道橋を変えよう。
歩道橋はキライ!ない方がいい。でも、クルマがびゅんびゅん走る広い交差点を、信号だけを頼りに横切るのは怖い。スクランブルも、年寄りや子どもには不親切。やっぱりないと困ります。そこでわたしたちは、どうしても必要なものなら、歩道橋そのものを楽しめるようにすればいい、と考えました。じゃまで目ざわりな歩道橋でなにができるのか。新しい発想で、京都にしかない歩道橋をつくりたい・・・そんな想いが「木の歩道橋デザインコンペ」になりました。





シンボルになる。
五条×堀川の交差点。ここに京都最大の歩道橋があります。一辺が約70メートル。東西南北をぐるっと回れる歩道橋で、おおざっぱにいうと“交差点の中で草野球ができる”くらいの広さです。ここは交通死亡事故もたいへん多く、横断歩道はありません。わたしたちは、この危険すぎる交差点に、京都のランドマークをつくろうと考えました。

木にこだわりたい。
鉄だって腐ります。かたや築百年を超える木造建築があります。木は再生産できる自然素材で、補修も鉄筋コンクリートより簡単です。なにより京都は、木の文化を千二百年育んできた歴史都市。歩道橋を木でつくれない理由はありません。城も神社仏閣もみんな木と土と石でできています。そんな原点に返って、わたしたちは五条×堀川の歩道橋を木でつくることを提案をいたします。

調和か、シンボルか。
京都のランドマークはなに?と尋ねて、“京都タワー”と答える人は意外に多いのです。五重塔や大きな赤い鳥居は、京都の専売特許ではありません。有名な神社仏閣と自然景観を除けば、京都のシンボルと呼べそうなのは、御所と大文字くらいでしょう。京都のまちなみ景観を考えるとき、京町家が“個を主張しない調和と連続性”なら、京都タワーは“パリのポンピドーセンター”に見えなくもありません。「調和」をとるか、それとも百年後に評価を問う新たなシンボルを狙うか。「木の歩道橋デザインコンペ」は、そんな視座をもった骨太のコンペティションです。

いつの日か、建ててみせましょう。
2本の国道をまたぐ歩道橋です。やすやすと実現するとは思いません。しかしわたしたちには、時代が背中を後押ししているという確信があります。たとえば「京都議定書」にも謳われている森林資源の見直し。規制緩和の潮流。観光都市の視点に立った景観の再構築と観光行政。エコロジーや安全安心を基本においた、市民運動の盛り上がり。大学と企業、行政のパートナーシップ等など、木造歩道橋の実現に向けて明るい兆しを感じています。京都は、内に蓄えた技術や美意識を、外のチカラを利用して独自の文化にまで高めてきた歴史があります。「木の歩道橋デザインコンペ」も、そんな京都スタイルに倣って、皆さんのさまざまな提案を実現させる決意でスタートしました。
Challenge to Change. 歩道橋をランドマークに変える挑戦に、あなたも参加しませんか?
本件に関するお問い合わせ先 特定非営利活動法人 京都建築デザイン協議会
「京都・五条×堀川 木の歩道橋デザインコンペ」事務局
〒603- 8053 京都市北区上賀茂岩ヶ垣内町22 番地 パティオ北山410
メール: Kinohashi@compe-kyoto.org
デザイン設計部門 絵画・イラスト部門